平神父様と行くイタリア巡礼の旅 第8日目

最終日に初めての雨。今までがいかにお天気に恵まれていたかに気付かされました。

アーケードをぬけてミラノ大聖堂が突然目の前にあらわれました。今までみてきた大聖堂とはまた違った迫力です。中のステンドグラスもまたとてつもなく大きいのです!
    

巡礼最後のミサは、驚いたことにミラノ大聖堂の中央祭壇の奥で捧げられました。予定では地下聖堂でしたが、私たちのグループに場所を提供してくださったそうです。マイクを通して神父様の声が教会に響き渡り、私たちも高い高い天井に向かって最後の聖歌を祈りを込めて歌いました。

奄美の信仰の歴史は、他の地域のそれとは違った事情があります。日本の教会発展の原動力となった奄美の信仰は誇るべきものですが、奄美を出て、見つめ直して初めてわかってくることがある… この巡礼を通してずっと神父様が語られていた強い思いが、ここに完結しました。
ミサと昼食を終え、スカラ座見学、カフェでのお茶タイムを経て、予定はほぼ終了しました。
今日の足取りは、皆さん軽やかです!
    

最後の食事はちょっと狭いスペースでしたが、皆さんで肩をよせあい同じ時間を過ごしました。
この巡礼を振り返り、普段物静かな男性陣の方々による、感想の言葉の深さにうなりました。
アッシジが一番良かった、アッシジに長く滞在したい、という感想が多く、神父様の長年の思いがかなった瞬間でした。

最後のデザートを囲むお店の陽気なスタッフたち。食事の最後はデザート、の日々も今日でおしまいです。