東トルコ・アブラハムの地・アララット山を訪ねて 第七日目

中日をすぎ、多少お疲れもでる頃です。
小池マッサージ店、ホテルロビーにて開店しております。

毎朝車の中で祈りの時間があります。短い時間ではありますが、ホッとするひとときです。

今日は午前中約五時間の移動。トイレ事情も気になるところでしたが…

途中、トルコ軍の施設内のトイレにお世話になりました。
もちろん写真は厳禁。でも皆さん笑顔で出迎えて下さり、清潔な空間にチャイのもてなしもうけ、またとない経験ができました!


そして今日もまたチャイタイム。1日いったい何杯飲んでいるでしょう。でもこの国の人たちに比べたら、まだまだ断然少ないものです。
どこも開放的で気持ちよく、人々も温かです。



みえてきた川の名は…

チグリス川です!!


実はいま私達がいるところは、チグリスとユーフラテスにはさまれ、「エデン」があったとされる地なのでした。

なんということでしょう!
楽園へようこそ。

チグリス川を眺めながら、ハサンケイフの町で昼食です。
チグリス川で採れた魚は新鮮でおいしく、胃にもやさしい味でした。

子供たちも川で無邪気に遊び、のどかな幸せな光景です。しかしこの町は、数年後にダムの下に沈みます。
    

ミディヤットの町につきました。今までとちょっと雰囲気が違います。
シリア正教のマル・ガブリエル修道院は、町から約20kmの丘の上にありました。
雲ひとつない空に、石造りの建物がまぶしく感じられます。
ドームの中で「みははマリア」を歌いました。
  

建物の外に出ると、上に上がるよう指示がきました。なんと今日二つ目のサプライズ!?
シリア正教の大司教様に、チャイのご招待です。
先ほどの歌声を聞き、特別にもてなしてくださったとわかり、なんとも驚きました。
もう少し上手に歌っておきたかった…
との思いから、帰り際にさらにもう一曲。人前で歌うことが、少々快感?になりつつある我々でした。