シャールアンドレ神父様と行く 奄美大島巡礼の旅 第4日目

最終日はあいにくの涙雨です。しかしながら、本来であれば梅雨時。これまでの快晴に感謝です。
今日は教会でのミサは時間的に厳しいため、バスの中で祈りを捧げました。

…教区はたとえなくなったとしても、教会は永遠。私たちの素晴らしい信仰に自信をもち、何にでも希望をもつこと。
しかし決して無理はせず、自然に祈っていきましょう。

…85歳の神父様からの言葉が耳に残ります。

最後に訪問した山間(やんま)教会は、海と川に隣接し、昨年の洪水の被害をかなりうけた地域でした。所属信徒は数人で、奄美中の信者の皆さんが復旧作業に力を貸してくださったそうです。

壁を見ると、浸水したと思われる部分の壁はきれいに張り替えられ、清潔感のある暖かい教会でした。祭壇に飾られた紫陽花が、雨模様の空に映えていました。
 

巡礼最後は空港近くの手作り黒糖工場の見学です。
その時採れるさとうきびによって、微妙に味も変わるとか。出来たての黒糖はまだほんのり暖かく、手のぬくもりの味がありました。荷物を送ってしまって気持ちが解放されている皆さま、最後のお買い物を満喫です。


   

心配された飛行機の遅れもなく、無事奄美を飛び出ち、二時間弱で羽田に到着しました。
空模様は同じく雨、でも東京はひんやりしています。

でも…安心してください。明日から、また晴れますものね!
お天気に恵まれた旅を、来年またご一緒いたしましょう。