シャールアンドレ神父様と行く 奄美大島巡礼の旅 第3日目

「おはようございます、平神父様、昨晩はお疲れ様でした。」
今朝は数時間前までご一緒だった平神父様の名瀬古田町教会でのミサからスタートです。


ファチマのマリア様の像の前で、「アーメンちてたの♪」とお話ししてくれた一歳の女の子が出迎えてくれました。ミサ中に眠ってしまい、写真もとれなくて残念でした。

かわりに聖堂前に鎮座していたこの像の写真を。

なぜ首から「平神父」の名札をさげているのかの理由は、ききそびれてしまいました。


ミサには古田町教会の信者の皆さんが沢山いらして下さいました。

普段は別々の場所でミサにあずかる者同士が、こうして同じミサで心をひとつにします。違う聖歌集で同じ歌を歌い、初めて耳にする埼玉教区の主の祈りの旋律に耳をかたむけ、心の中で祈りの言葉をのせていく。

お互いの持つ信仰がさらに確信をもつ瞬間を、この巡礼中に何度も実感しました。



古田町教会のみなさま、心のこもったおもてなしをありがとうございました!


今日は山道を通って南下します。数日前の台風の影響もありますが、昨年10月の水害の爪痕が、まだまだいたるところで見られました。
  

マテリアの滝の水量が多く、これも台風の影響とのことでした。この滝を見てなんとなくパワーを持った皆さん、食後にハブを見せていただく機会に恵まれ、大興奮!

ハブ捕獲の達人はなんと同郷の方でした。奄美の地でのご活躍をお祈りしています!
  


奄美大島のお酒といえば黒糖焼酎。こちらの工場の特徴は、熟成の工程で焼酎にクラシック音楽を聴かせるということ!音楽の振動で焼酎の分子が細かくなり、味がまろやかになるとの仕組みでした。


奄美の自然の名水とこのアイデアによるコラボレーションで、魅力的な焼酎が完成。私たちの喉を幸せにうるおしてくれました。
 


本日最後に寄ったのが宿泊先近くの「ホノホシ海岸」
波の力で海岸の石がぶつかり、削られ、見事に丸みを帯びているのです。波打ち際では波が引く毎に石がぶつかりあい、なんとも不思議な音を響かせていました。
まるでうるさくない爆竹のような… だれかよい表現を教えてください。

かわいい石たちは、もちろんお持ち帰り禁止です。

 


夕食後は今回の感想を語り合いながら簡単に分かち合いをしました。

実はステラ15周年記念のこの日、皆さまからの言葉に励まされ、また今後につながる貴重なお言葉もいただきました。

そのひとつひとつを大切に受け止め、次なる一歩につなげていきたいと思いました。