デーケン神父様と行くイスラエル巡礼 3日目

昨晩はホテルの会議室のテレビを使用させて頂き、皆でCNNのニュース画面を見つめました。今日は神父様が街で新聞を手に入れました。日本の情報がはいれば入ったで、あらたなる悲しみや不安がつのります。

さて、今日は朝六時から希望者で聖墳墓教会へ。「熱心党」が沢山いらして、人数が多すぎてミサには与れませんでしたが、祈りと歌声だけが響く静かな教会の空気に、心がすみわたりました。

午前中はいわゆる「嘆きの壁」や「岩のドーム」を見学。

様々な宗教がからみあうここエルサレムの地の歴史的かつ深い話に、ベテラン人気ガイドの信夫さんも力がはいります。話を伺う私たちも、強い日差しも忘れ、真剣に耳を傾けます。
  

午後はいよいよ聖墳墓教会に向かってのヴィアドロロサ(十字架の道行き)。

人混みの中をぬけながら、一留ずつ立ち止まって祈りを捧げます。十字架をかつぐ肩には、様々な重さがのしかかっていたことでしょう。
  

夜はイスラエルのフォークダンスの舞台を見にいきました。特別な許可をいただき、参加者Sさんによる三味線の演奏も舞台で披露。世界各地から集まってきたお客様に拍手を頂きました。
舞台の最後は観客も混ざってのダンス。神父様もうれしそうでした。