トルコ・聖パウロの足跡を訪ねて 第5日目

昼食はアレキサンダー大王が風邪をひいたと言われる滝の近くのレストランで。皆様よく召し上がっていらっしゃいます。
  


ガイド・ウグルさんの友達。27年ぶりの再会とのこと。


地下鉄の工事中発掘された遺跡。
  


聖パウロの生誕地タルソの聖パウロの井戸とクレオパトラの門。
  


聖パウロ教会は博物館であり、巡礼団のためだけにごミサの許可がでる。
今日の朗読はコリント13章の愛の賛歌が選ばれた。
神父様は「これは人類の歴史の中で1番深い愛の賛歌であり、毎日世界中の結婚式にこの箇所が読まれている。愛の形にはエロスとアガペがあり、エロスは求める愛である。不足しているから求める。アガペは与える愛であり、このコリント13章では与える愛の最高の道を教えている。最も大いなるものは愛である。」
  


聖パウロ教会で三人のイタリア人のシスターが働いていらした。現在のタルソでは宣教は全くできないので、沈黙のうちにそこにいるだけの活動をしているそうである。メルシンでは教会もあり宣教活動ができるが、聖パウロの故郷ではできない。
  


メルシンの町は港町である。地中海を眺めながら短い一晩を過ごした。


キリキアの峡谷は今ではこのように広くされたがパウロの時代には非常に狭かった。
パウロもここを通ってリストラやデルベに宣教のため歩き続けた。


カッパドキア・ここにはパウロは訪れていない。
標高の高いカッパドキア、雪が降ってきました。まず一年中16度という気温のカイマクリ地下都市訪問です。
  
  


世界遺産カッパドキアの洞窟には多くの人々が住み、360もの洞窟教会があった。
  


洞窟教会の中に残る壁画。イスラム教の偶像崇拝禁止のためキリストや使徒の顔はこわされているが、聖母と幼子イエズスのお顔はきれいに残されている。