トルコ・聖パウロの足跡を訪ねて 第三日目

神父様は聖パウロのパラドックスについて話してくださった。
「パラドックスとは一見矛盾しているように見えるが、実際には真理であること。」「パウロは苦しむことを喜びとする。」とか「キリストの苦しみの欠けたところを苦しむ。」と言っている。死から生命、失敗から成功、最も小さなものが偉大であるなどは信仰の立場からみれば真理である。第二コリント12:10には「私は弱い時にこそ強い。」と書かれている。自分が本当に弱いものと確信した時にこそ人は強いのである。