山内神父様と行く雲仙、島原、天草3日目
宿泊したホテルシーサイド島原で集合写真です。
今日はフェリーで、口之津港から鬼池港(熊本県)へ向かいます。
フェリーに乗る前、近くにある『南蛮船来航の地』を訪れました。
キリシタン布教の根拠地とし、また西洋文化の窓口として栄えた場所です。
鬼池港に到着後、まずはアダム荒川殉教の地へ向かいます。
神父から志岐教会の世話を任されていたアダム荒川は、棄教を迫る拷問を受けて、裸で引き回され、1週間柱に吊るされ60日間キリシタンの家に預けられた後、城内に幽閉され、翌日斬首されたという場所。
殉教公園内を通って、天草キリシタン館へ。
アルメイダ顕彰碑。
城山公園内のキリシタン墓地の前には、福者アダム荒川の顕彰碑と共に、こどもを癒すアルメイダの姿のレリーフがある。
天草キリシタン館。200点あまりの資料を展示して、伝来から復活まで、天草のキリシタン史を紹介しています。
館内は写真不可です。
今日の最後は、本渡教会でごミサです。
ここは聖パトリックに捧げられた教会です。
以前この教会にいらしたプロバン会のデイキン神父様と親交のあった山内神父様。
天草の生活が大好きで、信者でもそうでない人もとにかく地域全ての人を大切になさっていたと、懐かしそうに想い出をお話しになりました。
またお説教の中で、今日訪れたアダム荒川やアルメイダは、多くの人のため、信徒のために命を捧げるすばらしさが見えます。
巡礼の旅最後の夕食です。
楽しくおしゃべりをしながらのお食事の後、
山内神父様のすてきな歌声を披露していただきました。(二曲も歌っていただきました!)
その後、1人ずつ三日間の感想を分かち合いました。
今日も充実した夜となりました。
殉教とは、こらまでの人たちの姿をみて、色々な事を教えられる。
それを自分の中にどうとりいれていくのか考えましょう。とのお話しがありました。