大山神父様と行く「ポーランド・ブタペスト・ウィーン・プラハ巡礼の旅」第6日
昨晩、ブタペストに到着しました。そして午前中は、ブタペストの北に位置し、美しい景観のセンテンドレの町訪問です。
この町の名前は聖アンドレに由来しています。
古代ローマからの古い歴史を持つこのセンテンドレの町は、16世紀には、ハンガリーでのセルビア人の中心地であり、沢山のセルビア正教の教会があった。
ブタペストから40km北西に位置するエステルゴムに来ました。
まずは腹ごしらえです。教会の地下のレストランで、赤ワインで煮込んだビーフシチューのパスタ添えです。
お食事は毎日美味しい、美味しい、アガペのひと時。嬉しいですね。
ドナウ川右岸に位置するエステルゴムは、ポーランドのカトリックの中心の町です。
1000年頃、神聖ローマ皇帝オットー3世の同意のもと、ローマ教皇シルベストロ2世により、イシュトバーン1世が正式にハンガリーの王となりました。その時から、エステルゴムは王国支配の拠点となっています。
ドナウ川が曲がっているところ、ドナウベントを背景に。
今朝少し雨に降られました。
エステルゴム・バジリカの小聖堂でごミサをさせて頂きました。
「・・病気の時、私たちの体には自然治癒力が働いて病気は治っていきます。そして、私たちの本当の姿を引き出す力が、私たちの内に存在します。その力で信仰を生きて、生と死を委ねて行くこと。・・この世界の中に生き、他者との関わりの中を生きていくなら、必ず悪に遭遇します。そして、悪に対する力が信仰です。当時、病気は悪の力と考えられていました。弟子は病気を癒すことができなかった。信仰があれば、悪霊を追い出すことができます。信じるとは、私たちを生かす力です。心を開き、受け入れて信じ込むこと。信じて、信じて、究極的なところで、自分を全て委ねること。信仰には全地を動かす力があります。」
ガイドさんが教会内の説明をして下さいました。
ブタペストに戻ってきました。夕食までの間、自由時間です。歩行者天国にいらっしゃる方々、また、 高級カフェに入ってラズベリーシェイク、アイスティーなどでお疲れを癒す方々、それぞれ楽しい時間を持つことができました。
ドナウ川に浮かぶ「スプーン・レストラン」でのお夕食です。次第に暗くなって、周囲の建物がライトアップされ、とても、とても綺麗でした。もちろん、お食事も美味しかったです。