外川神父様と行く 平戸・生月・黒島巡礼第一日目
一日目
広島、熊本から参加なさる4人の方々と合流して、計17名で最初の訪問地でごミサの予定の今村教会へ。
潜伏キリスタンの部落がいくつもあった地域です。また最近話題になった小説「守教」の舞台になった教会です。
レンガ造りの立派な建物です。内部は鉄川与助の設計で、五島の教会にもよくみられる椿のステンドグラスが目をひきます。
神父様は「神様は人間にきびしい事を求められるが、そこには神様の支えとゆるしがある。」とお話下さいました。
皆様朝早くお出掛けになったので、約1時間半のバスでぐっすりお休みになった後、伊万里のトラピスト修道院へ。
山道を登り、地上とかけ離れた別世界に、「祈り」「働く」ね戒律の厳しい修道院があります。自給自足の
生活をしながら、社会の抱える様々な問題の為に、ひたすら祈って下さっているのです。
シスター方がお手作りのクッキーとガレットとジュースでご接待下さいました。
又思いがけず、5時からのシスター方のお祈りにも参列させて頂きました。
30人位のシスター方のお祈りの歌がきれいで、心が洗われたような気持ちになりました。
神父様は、「毎日の生活の中で、その真ん中に神様がいて下さる、これはキリスト教にとって一番大切な事。いつも一緒にいるからと約束して下さった。」とお話下さいました。
なかなか経験出来ない、私達の信仰生活の糧を頂けたような気持ちです。
バスが遠ざかるまで、三人のシスター方が手を振りながらお見送り下さいました。本当にありがとうございました。