ファチマの聖母ご出現100周年記念の年に「バルセロナ・アビラ・ファチマ・サンチャゴへ」第10日

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サンチャゴの小聖堂でのごミサです。この旅にはずっと聖母がご一緒して下さいました。この聖堂は「お悲しみの聖母」に奉献されています。

「マタイ23章の福音が続きます。・・心の清さを保つためには心と行いが一致することが大切です。何のために、誰のためにしているのか?表面的な善、賞賛されるために行うなど、外面と内面がかけ離れていると、物事がうまくいったとしても人は幸せにはなりません。外面と内面の差が近ければ近いほど幸せになります。違いに気づいていてもそれを直せないのが人の現実です。神の清さ、そのもたらされた清さによって、人は自分の内面に気付かされます。神の前に誠実に生きようとした時、内面に気づいていけます。神の清さによって、内面の汚れを取って行くこと。今日のごミサは悲しみの聖母の聖堂での御ミサです。清めのためには、痛みや苦しみが必要です。十字架の神秘は深いものです。大切なものは何かを見つめ直して、浄化される。神の方に歩んで行くこと。なぜ十字架を通して救いがあるのか、それは神秘です。心の清さは、私たち一人一人が自分で求めていかなければなりません。貞潔に反する思いや視線であっても清さの妨げになります。心の清い人は幸いである。その人は神を見る。自分の心を見つめ直して、清さのお恵みを与えて下さいますようともに祈りましょう。(文責:小池)」