山下神父様巡礼、続き

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エスは自分の限界を感じさせるために、この問題を青年に突きつけました。当時、目にする動物で一番大きかったものがラクダでした。そして、一番小さかったものは針の穴でした。ラクダが針の穴に入れないように、金持ちが天国に入るのはとても難しいのです。この青年も金持ちも自分の財産があるので自分の力だけで生きようとします。貧しい者は、頼るものが何もないので、神にすべてを委ねられる人です。神を抜きにして人は救われません。

日常の生活で見られない自分を見るのが巡礼です。変えられながら生きます。本当の強さは神の強さです。信じる人にとって最高の強さ。どんな苦しみがあってもそれを思い出さないほどの喜び、これが永遠の世界です。