山下神父様と行く「ファチマの聖母ご出現100周年記念の年に・バルセロナ・サラゴサ・ファチマ・サンチャゴへ」第3日

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バスの中でも、私たちの心の渇きを満たして下さる神父様のお話が続きます。

教皇フランシスコは①福音の喜び②ラウダートシと③愛の喜び(現在翻訳中)の3つの回勅を書いていらっしゃいます。その中でも触れていらっしゃる多くのことですが。この私たちの巡礼のテーマとして、日常を離れて自分の生活を振り返ってみること。何が足りて、何が不足しているか?どこを改善すればいいのか?あの金持ちの青年は、当時のユダヤ人社会では、ステータスを持っていた人でした。良いユダヤ人として十戒は守っていました。人に対する掟を全て守っていました。そこでイエスは無理難題を押し付けます。持っているものを全部売って私に従いなさいとおっしゃいます。この青年はそれはできないと去っていきます。大聖テレジアは、自分の弱さを徹底的に知らなければ、本当に強い者にはなり得ないと言っています。神とともにいる人が発見した生き方です。強制ではなく、ともにいて下さる神。善である神は、私たちに愛と自由を下さいます。私たちは、自由に神に向かいます。この与えた自由によって神は傷つきます。十字架への道です。