江部神父様と行く「五島列島・長崎巡礼の旅」第三日
ガイドさんが、こよなく愛する教会「中の浦教会」です。五島の方々の自分の教会を愛する気持ちは半端ではありません。
鉄川与助さん作の完成度の高い「大曽教会」です。「重荷を負うものは私のところに来なさい。」と、80段の階段を上ってきた私たちを迎えて下さいました。
「鯛の浦教会」はSさんの地元の教会です。小さい時から通われた教会へ里帰りなさって、誇らしく案内していらっしゃいました。
今日のこミサは世界遺産の暫定リストに入っている「頭が島教会」です。いつも参列なさっていらしたおばあさまが亡くなられたとのこと寂しくなりました。
神父様のお説教の要旨です。「3度目の訪問で次第にいろいろ分かってきました。地元の皆さんは教会を建て、維持するために自分達の生活を捧げ、神のいつくしみと愛を受けています。ぺトロは、ガリラヤ湖の畔でイエスに出会いました。そして兄弟をイエスの元に連れてきます。ここは私のとても好きな箇所です。教会に誰かを誘い連れていくこと。・・宣教師の力は偉大です。血の滲むような労苦の元に教会は、守られてきました。・・・私たちもいつくしみとあわれみの印となれますように。」
「冷水教会」は鉄川与助さんの若い頃、最初に造られた教会です。天井は低く完成度があまり高くない教会だそうですが、入口からは海が見渡せて可愛い教会です。
「青砂ヶ浦教会」は完成度の高い神の家 です。水曜日の午後には、子供たちのための信仰教育(けいこ)があり、その後、ごミサです。子供の信仰教育は、大切なこと。
今日、最後の訪問は「仲知教会」です。信徒が神の御摂理に信頼し、労苦と汗を注いで造った教会。ステンドグラスには、仲知ご出身の司教様、当時の主任神父様、教会委員の姿が。
嬉しい夕焼けです。
そして、温かく、楽しく、美味しい、感謝一杯の最後の晩餐です