ペラール神父様と行く「広島、山口、萩、津和野」巡礼の旅第3日
津和野教会での巡礼最後のごミサです。
「林の中での十字架の道行きをしながら、日本の自然の素晴らしさを感じました。このような中を、ビリオン神父様は、20年間も遺骨を探しながら歩かれました。恩地神父様もこのようにしている。今日の福音もぴったりのものです。イエスの掟は、社会的きまりや、義務感ではない。幸福になりたければこの道を歩みなさい。殉教者の血は信仰者の種である。一粒の麦が地に落ちて死ねば、多くの実を結ぶ。キリシタンは弱いグループであったのに。・・相手を大事な存在、価値のある人として接すること。自分の存在をかけて、必要としている人に寄り添うこと。教皇フランシスコもギリシャのレスポス島に行き、難民の所で寄り添っていらっしゃる。・・この巡礼を通して私たちの信仰も強められた。自分たちの教会でこの信仰を生きるように。」
津和野郷土舘には、キリシタンの迫害についてのコーナーがあり、キリシタンのリーダー高木仙右衛門と守山甚三郎の写真も掲げられていた。
最後の訪問は森鴎外記念館と、あと紙漉きの仕方や紙製品を見たり、買ったり。ゆったりとした自由行動の時間があり、羽田に無事戻りました。皆様、ありがとうございました。