ウルスラ宣教女修道会の姉妹で行く聖地イスラエルの旅第5日
早朝の「聖墳墓教会」でのごミサに、お一人のシスターがいらっしゃいました。そして、小さな奇跡です。6時からのごミサは、お若いインド人の神父様と四人の方々だけのごミサでした。そのため、私たち二人も参列させて頂くことができたのです。お墓の所です。信じられないようなお恵みに、感謝の涙があふれました。私たちがこのような特別な場所でごミサに与れるというのは歴史的なことですと、話される神父様の感動もびしびし伝わってきました。
エルザレムからエリコに向かう道には、良きサマリア人の宿屋跡があります。来年は「慈しみの大聖年」。良きサマリア人のように、相手の立場に立った徹底した愛徳のできる者となれますように。
エルザレムから30分も走るか走らないうちに、外の景色は砂漠に代わってしまいました。そして、ここは、エルザレムから海抜800メートル下がった、海抜0メートル地点です。いつもいるラクダの伯父さんは、今日は休日でしようか?
光の子と自称したエッセネ派の信者はここクムランで、厳しい共同生活を送っていた。洗者聖ヨハネも1時このクムランにきたと思われる。
死海に足を入れて童心に帰られるシスター方。
ヨルダンとイスラエルの国境を流れるヨルダン川は、茶褐色に濁っている。私たちより先に、アメリカからのプロテスタントのグループが再洗礼の儀式をおこなっていた。
今日、最後の訪問はエリコです。先ず、昼食を取り、その後、「誘惑の山」までケーブルで向かいました。ギリシャ正教の修道院までは、有志だけが登り、半分位は、ざくろジュースを飲みながら山上のレストランで休憩です。
降りてきてから、世界最古の町の遺跡を見学しました。
エリコの5つ星ホテル:インターコンティネンタルに一泊です。シスター方もゆっくりお休みになられました。ホテルの周りにはブーゲンビリアが誇らしく咲いています。