秋の長崎・五島巡礼の旅 第1日
一番最初に訪れたのは、ドロ神父様が26戸の信徒世帯のために建設された「 大野教会 」でした。大きなバスは入らない小さな、民家のような教会です。初めて訪れることができました。
次は、ドロ神父様が設計・建設なさった「出津教会」です。ご自分の全能力と全財産を惜しげなく出津の人びとのために捧げて命を与えられたドロ神父様のお姿に、キリストを見ることができます。神父様の魂は、今でもこの地の人びとの心に生きています。
私たちをここまで案内して下さった運転手さんと、教会守りの信徒の方々、本当にありがとうございます。
ドロ神父様が建設なさった救助院です。ここで多くの若い女性が共同生活をして、より良きキリスト者になるため、また、縫いものや、そうめん作り、お茶の作り方などを習い、花嫁修業ともなっていました。ドロ神父様の目標は、嫁いだ後、信仰の強い、生活力のある女性として、良きカトリックファミリーを築けることでした。
遠藤周作記念館には、閉館3分後に到着しました。「叩け、さらば、開かれん」。空けてくださいと頼み込んで入れて頂きました。
今日、最後の訪問は「黒崎教会」です。残念ながら玄関は閉められていたのですが、きれいなマリアさまにご挨拶することはできました。
素晴らしいお天気に恵まれ、笑顔のうちに北海道を出発し、長崎巡礼の大変な一日を喜びのうちに終えることができました。かみさま、ありがとうございます。夕食の卓袱料理も美味しかったです。ありがとう神様、ありがとう。