山野内神父様と行く「聖地イスラエル巡礼」第4日
朝早く最後の「聖墳墓教会」にいらした方々がありました。きっと深いお祈りの体験をなさったことでしょう。
早朝食の後、エンカレムの「ご訪問の教会」へ、ごミサは、ほとんど貸し切り状態でゆっくり与ることが出来ました。
「・・・ここ、ご訪問の教会で、マリアを通してイエズスとの出会いがありますように。喜びは響くものです。教皇フランシスコは、修道者に向けて、喜びなさいとおっしゃっています。皆が幸せになりたいです。喜んで生きているでしょうか?エンカレムとは¨ブドウ畑の泉¨という意味です。・・・私の中の子供が喜び踊りました。体全体に喜びが伝わります。お金や地位やものを持っているから幸せなのではありません。人との出会い、絆によろこびがあります。四日間かけてマリアはエリザベトに会いに来ます。お説教をするためではなく、挨拶するために。エリザベトの胎内の子供が反応します。マリアは自分が偉いからとは言いません。神様の御業だからと、マグニフィカトをうたわれます。そして、私の中の子供が反応します。ありのまま、素直に今を生きるのがこどもです。マリアは母の直観で私の中がどうなっているかごぞんじです。沈黙のうちに、マリアの訪れの挨拶を聞きましょう。私の中からもマグニフィカトが聞こえてきますように。」
次は、エリザベトの息子「洗者聖ヨハネ」の教会です。ここでお生まれになったと言われる場所でひざまずき祈られる皆さまです。
イエズスが洗者聖ヨハネから洗礼を受けたと言われるヨルダン川です。この狭い川の向こうがヨルダン、こちらが、イスラエルと非常に国際的にも大変な場所にあるのですが、キリストはこのような、今でも紛争の絶えない、地理的にも世界で一番低い所を選ばれました。
明日、イスラエルでは「ヨムキプール」という「大贖罪日」です。そのため、すべての施設は1時に閉まってしまいます。
ここ、死海遊泳も2時頃まで。皆さま、大はしゃぎです。
世界最古の町、エリコのテル(丘)です。37〜8度でしょうか。暑いです。何かイスラムご婦人のような集団もできています。
神様、今日も無事に過ごすことが出来ました。そして、宿泊場所「山上の説教黙想の家」に到着しました。神様の御手の御導きをずっと感じながら。
ガイドの西郷さんが、「山上の説教」の教会を説明して下さいました。素晴らしい環境に、皆さま、大喜びです。