ルカ神父と行く五島列島巡礼の旅3日目
薄曇り、少しひんやりした朝です。ホテルの近くにある曽根教会での朝のごミサに、昨日の福江教会同様、多くの有志の方が与られました。 ホテルに戻り、朝食をいただき、巡礼3日目のスタートです。
江袋教会、仲知教会、冷水教会…へと向かいます。各地区各地区に教会があることに改めて驚かされます。土曜日の午前中ということで、お掃除の最中お邪魔させていただきました。ありがとうございました。
仲知教会では、見事なステンドグラスに皆様くぎ付けです。
次の冷水教会では、アッシジの聖フランシスコのお祈りに続き、ごらんよ空の鳥を全員で歌いました。
矢堅目の塩作りを見学し、五島特産物のショッピング。次に訪れたのは大曽教会です。
昼食は、扇寿さんで、五島うどん地獄炊きを美味しくいただきました。おかわりされてる方もありました。
食後には、バスの中での休憩タイムをとりました。うどんの里で、ショッピングされる方もありました。
次に、聖家族に捧げられた鯛ノ浦教会を訪問しました。
敷地内のすぐ新鯛ノ浦教会裏手にある旧鯛ノ浦教会はキリシタン史資料が展示されており、子供達や信者の皆さんが勉強や集まりにつかっておられるようです。
お庭には、鯛ノ浦ルルドがあり、ブレル師など四人の像がたっています。
今日のごミサは、国指定重要文化財 頭ケ島教会で、聖霊降臨のごミサを地元の信徒の皆様と共にお捧げしました。
神父様からのお言葉…
心を開いて、悪い空気を出して、新鮮な良い空気を入れましょう。
今日ここに皆さんが集まっていることは奇跡。誰も思っていなかった。聖霊の力で、みんなが集まることができた。みんなが集まったから、聖霊も降りて来た。美しい海も山もおいしい食事を頂いたことも、神を賛美して、感謝しましょう。
聖霊とは、日本語でいう「気」元気(気が入るから元気になる)、やる気、気をつけてなど、また「息吹」のことです。
…霊によって結ばれる実は、
「愛」、父なる神を愛しなさいと隣人を愛しなさいの二つですが、この二つが一致していない宗教が多いですね。
「平和」、「寛容」、「親切」、他の国には無く、日本にはあるもの。神の気を持ち、神のように生きることで親切ができる。
「善意」、「誠実」、「柔和」、「節制」、やる気があったらできること。
今回の巡礼で、ただ祈っていただけではなく、実際に動いた!という話をいっぱい聞くことができた。共同祈願では、今回の巡礼で、迫害を受けた方々の信仰の深さを知り平和の中にいる自分たちを省みる機会になりました…。悪の力が強く働き、尊い命が奪われている現状に聖霊の力が注がれ世界に平和が訪れますように。
そして、神父様からどの人にも言葉にならない祈りがあると思います。神様は見ていてくださり、気を送ってくださっているから安心してイエス様の道を歩んででください。
ごミサ後に、地元の信徒の皆様も一緒に入って頂いて記念撮影しました。ありがとうございました。
今日の最後、そして五島での最後に訪問する教会は、ガイドの小田さんが、所属する中ノ浦教会です。
丁度信徒の皆様がロザリオのお祈りを始められるところでしたので、巡礼団も飛び入りで参加させて頂きましたが、このチャンスに恵まれたのは神様の聖霊のおかげだと皆様深く感動されていました。
何より、多くの子供達が参加し先唱していたことに、この五島の家庭での信仰教育の素晴らしさを実感しました。20人もの大人が突然加わって大きな声を出したので、子供達の声もいつもより大きかったとのことでした。
えびやさんでは、伊勢エビ、ヒラマサのお刺身、生キビナゴ、五島うどん、五島牛のすき焼き、ウニご飯などなど美味しいものを、たくさんたくさん召し上がっていただけたでしょうか。