「イタリア巡礼の旅」サレジオ会創立者ドン・ボスコゆかりの地とアッシジ・ローマを訪ねる旅 第10日
ローマの最終日です。皆さま、歩きすぎて脚はいたそうなのですがお元気にがんばっていらっしゃいます。食欲はバッチシ!
最初の訪問はサン・カリストのカタコンベです。サレジオ会の管轄。松尾神父様は特別待遇でした。ごミサはカタコンベ内の地下聖堂です。
「昨日、サクロ・クオーレの香部屋で係りの人が、宮崎のチマッチ神父様の名前を何度も繰り返していました。チマッチ神父様は、作曲をなさり、植物や鉱物を収集なさりと、日本と日本人のために働かれた宣教師でした。キリシタン時代には、イタリア、ヨーロッパら200人位、江戸時代の終わりからは何千人、何万人の宣教師が小さな日本の教会のために命を捧げてくれました。私たちもおかげで信仰を頂きました。このサン・カリストのカタコンベでも信仰の証をした方々がいました。その結晶によって、今の私たちがあります。お世話になった宣教師を思い出しながら感謝のうちにごミサに与りましょう。」
次の訪問は聖パウロが斬首刑で殉教した「トゥレ・フォンターネ」と城外の「聖パウロ大聖堂」です。聖パウロのお墓で祈る皆さま。
ローマには7つの丘があります。そのうちのアベンティーノの丘にマルタ騎士団の邸があり、その扉の丸い穴からは素晴らしい景色をみることができます。
最後の訪問は「サンタ・サビーナ教会」でした。この教会は非常に簡素で他の華美に装飾された教会とはことなっています。最後にアベン
ティーノの丘のオレンジの森から見たローマの美しい景色は素晴らしかったです。
石畳の道を良く歩きました。皆さま、本当にがんばられたと思います。このゴールデンウィークの間、どうぞゆっくりお休み下さい。
細やかなお心使いで皆さまに心を配り助けて下さった神父様に心から感謝いたします。