山下神父様と行く「メキシコ巡礼の旅」第4日
今日は常春のリゾートクエルナバカへ。
最初にカテドラルでごミサです。このカテドラルの壁画には「日本26聖人」が描かれています。時間の関係でお説教はバスの中で。
「今週の福音はマタイの福音からファリザイ人と律法学者の箇所です。この章の読み方は、人に当てはめるのではなく、自分に当てはめて、自分が改心するために読む。人を裁くために使うのではない。変わらなければならないのは自分自身。・・私たちにとって大切なのはそこに気づくこと。謙遜になれば足りないところが見えるようになる。教皇フランシスコも回勅・福音の喜びの中に教会にはここが足りないと書いています。言うだけで実行しない信仰。祈り、活動することが、人に見せびらかせたり、隣の人を裁いたりするためにするのではだめ。意向の軌道修正をしなければならない。・・目の前にいる人の必要に細心の注意を払うこと。マザーテレサはカルカッタに行かなくても自分の周りの人に愛の手を差し伸べるようにと言ってます。挨拶されないならこちらから挨拶しましょう。イエズスは良いことしかなさいませんでした。イエズスの教えを生きるものとしての真価が問われています。人間は皆罪人です。人として上下関係があってはならない。一番偉い人は仕えるものになる。ここ
で非難されているのは、人の罪ではなく、自分の罪。改心の恵みを願いましょう。」
教会の前で修道会のために売店を開いていらしたシスター。この方が1日も早く神様の呼びかけにはいと答えるために、祈って頂きました。
銀の町・タスコへ。今日も晴天です。まずは腹ごしらえです。メキシコ料理に笑顔が溢れて。
銀の町・タスコのソカロで、銀鉱山の富を集約して作られた「サンタ・プリスカ教会」を訪問しました。すごーい!どこの教会に入っても必ず祈るグループがいるということは日本でもヨーロッパでも見られない、メキシコの生きた信仰の姿でした。