李神父様と行く韓国巡礼 第2日目

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昨日の疲れもとれ、元気にスタートです。午前中は今回の巡礼のメイン、李神父様ご出身のホンサン教会でのごミサです。

 

木のあたたかいぬくもりを感じられる素敵な聖堂で、私たちだけの心あたたまるごミサが捧げられました。

 

「イエス様が与えて下さった「平和」の意味を考えます。韓国の事故対応に人々の不満が爆発する今、日本は「平和な国」と言われてはいるが、果たして困難の真っ只中におかれたら、同じように平和でいられるのでしょうか?

イエス様が十字架に向かっていく上での平和、私たちの平和な生活は、すべて神様によって動かされているということを忘れてはいけません。神様がみている世界を私たちも見て、平和の道具として生きられますように…」

李神父様の優しい語り口から出る言葉は、実はとても深く暖かい思いにあふれています。

 

今日のミサには神父様のお母さまも参列されるとうかがっていました。お姿が見えず残念に思っていたところ、最後にいらして下さいました。

 

皆さんからは、にわかハングル語でメッセージを伝え、喜んでいただけました。

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お母さまがミサに間に合わなかった理由が判明しました。

なんと私たちのために、手作りのよもぎもちを本当にたくさん作ってくださっていたのでした。

早速作りたてをいただきます。こんなによもぎ率の高いおもちは初めてです。神父様も懐かしの「おふくろの味」を口にして、表情は息子さんそのものになっていました。

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朝鮮時代のカトリックの歴史をひもときます。日本での歴史と多少からみあいながら、同じような激しい迫害を乗り越えて、今があります。

いくつかの殉教地、聖地をめぐり、祈りをささげました。

 

時にあまりのむごさに目をそむけたくなりますが、神父様が淡々と説明して下さる中には思いがけない出会いがあり、救われました。

その出会いとは…殉教地にある石碑や彫刻に、神父様のお父さまが手がけられたものがあったことでした!

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今年の8月のアジアンユースデーはここ韓国で行われ、教皇さまもいらっしゃる予定です。聖地はどこも設備も整い、準備も万端でした。

いつか日本に来てくださることを願いながら、お隣韓国に学ぶことはたくさんありそうです。

今晩は韓国では珍しい温泉地、牙山に宿泊です。夕食後はガイドさん、ドライバーさんも一緒に全員で二次会に繰り出しました。こぢんまりしたグループなので、お互いにもう気兼ねなく、リラックスして過ごしています。

巡礼初の神父様ももっともっとリラックスして下さって大丈夫ですよ!

明日もよろしくお願いいたします。