山下神父様と行く 東北巡礼の旅 第五日目

とうとう最終日。今日も快晴です。

昨日いけなかった光明寺へ。支倉常長とソテロ神父のお墓があると言われているお寺です。昨日サンファン館のアトラクションで、私たちは映像の中で彼らと一緒にバチカンまで行き、教皇謁見に立ち会ったような体感を経験しました。そのためとても親近感がわいてしまっています。

ソテロ神父のお墓はひっそりとしすぎていて、危うく見過ごすところでした。お参りができてよかったです。

米沢教会で巡礼最後のごミサを捧げました。みなさんの想いが詰まった暖かいごミサでした。米沢教会の信徒の皆様ともご一緒でき、嬉しい限りでした。

いろいろご準備をしてくださり本当にありがとうございました！

　

米沢教会近くの北山原殉教地は、素晴らしい環境に存在していました。ただし冬の間はゆきに埋もれ、十字架のイエス様の腕も一度雪の重みで壊れてしまったそうです。

東北地方の殉教者の代表として列福された米沢の殉教者たちを思い、私達も最後の祈りをささげました。

つらい場所ではありますが、立派な桜にみまもられたその土地は、なんとなくいつまでもいたくなるような、不思議な場所でもありました。

昼食場所の上杉城址苑の桜並木は圧巻でした。もともと当初は秋に予定していたこの巡礼。延期したこの日程はこれ以上ないというタイミングでした。これは偶然ではないのでしょうね。

米沢から新幹線で東京へ。新幹線の中は修学旅行生のように和気あいあい。最後まで満喫し、次なる再会を誓いあい、解散しました。神父様、皆様本当にありがとうございました。九州までお気をつけておかえり下さいね。