高山右近の足跡を訪ねて

 

巡礼三日目です。

ミサを行った金沢教会にも、高山右近ゆかりのものが沢山ありました。

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今日は志賀町にある、高山右近の子孫といわれる方のお家をたずねました。優しくあたたかい笑顔で出迎えてくださった高山さん。現在はカトリック信者ではありませんが、信仰をまもりぬいた祖先にたいする崇敬の気持ちは、もちろんとても強くもっていらっしゃいました。

 

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それにしても現在の高山家のなんと立派なこと。でもこれは、医療という仕事を選び、それを通してなんとかこの街に、人々にうけいれられていったという、その努力の歴史の賜物です。

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高山右近のお墓がわりの碑もたずねました。かなり急な山の中にひっそりと存在してました。地元の人々の間でこの存在は語り継がれていたそうです。

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そして最後たずねた本行寺もなかなか印象的でした。まずはそのキリシタン遺物の量、質に驚かされます。住職の小崎さんの解説も巧みで詳しく、また右近への尊敬、愛情を感じます。

 

 

右近が金沢ですごした日々を、今までとは違った気持ちでたどります。決して穏やかな日々ではなかったものの、右近について集まってきた沢山の人々に支えられ、その思いは確かに今の私たちまで続いています。

右近のことが詳しい人も、あまり知らなかった人も、これからもさらに右近のことが気になってたまらなくなることでしょう。