チェレスティーノ神父様と行く四国巡礼の旅

チェレスティーノ神父様と行く四国巡礼の旅が始まりました。四国で巡礼…?といっても八十八箇所巡りの巡礼ではありません。四国もキリシタン時代では他の地と同じくたくさんの方が殉教された、歴史的にも大切な場所のひとつです。

そして第一日目にむかった先、小豆島は、かつての小西行長の領地であり、現在列福運動がはじめられている高山右近にとっても重要な拠点として知られつつあります。

小豆島教会で、巡礼最初のミサが捧げられました。高山右近に見守られた、素敵なあたたかい聖堂でした。

神父様の言葉…この巡礼の中で、皆が一つの心をもち、何かを学んでほしいとも思うが、高山右近の地、四国という地の信仰に肌で触れてほしい。その力に支えられることで自然に祈りもしやすくなることもあるだろうし、ここに残る右近の信仰生活を吸い込むだけでもいいのです…

どこかほっとする四国の自然に身を任せる4日間、私たちに何を投げかけてくれるでしょうか。

小豆島教会の日向さんは私たちの救世主。突然のお願いにもかかわらず、小豆島での右近の足跡について、最近わかり始めたことも含めて丁寧に説明し、大変珍しいところまでご案内していただきました。
バスでは到底近づけない場所であることも実感し、潜伏していた右近の生活、その思いにほんの少しは近づけたでしょうか。

小豆島はまた、オリーブでも大変有名です。明治41年に日本で最初のオリーブが植えられ、現在様々なオリーブ製品がここで作られています。ハート形のオリーブの葉っぱを探す時間はありませんでした…

あっという間の小豆島滞在、カーフェリーで高松まで戻ります。今朝は早かったので皆様お疲れでしょう。今晩は早くお休みください。