ディンド神父様と行くフランス巡礼

幾つかクローズしている場所はあるものの、とても数十年ぶりの大洪水が起きた場所とはおもえません。復帰にむけてのすばらしい努力に頭が下がります。
でもこのロウソクの残骸は、悲しいものがありました。
グロットのマリア様のすぐ下まで水がきていたそうです。
  

グロットは普段よりもすいており、ゆっくり祈ることができました。みなさん揃って満足の笑顔です。

残念ながらこの先は立ち入り禁止。よって沐浴もしばらくはお預けです。

巡礼最初のごミサは聖アンナ小聖堂で行なわれました。
信仰年がはじまり、巡礼はそれぞれのもつ信仰の歩みを振り返り、またお互いに信仰を深めあうひとつのきっかけにもなります。今日だけでも思いがけないことが次々とおこりました。それでもいつでも前向きに、支えあいながらいくと、神様はいつも私達に話しかけてくださっていることに気づきます。
信仰と向き合うことはは人生とも重なります。巡礼を通して信仰を考えふかめていきましょう…

神父様の力強いメッセージを何度も噛みしめました。

  

夜のルルドのロウソク行列は本当に胸が熱くなります。「あめのきさき」を世界中の方と歌う、ただそれだけで涙が出そうになるのです。
月明かりにてらされた小さな炎のつながりは、何よりも私達を大きな力で元気付けてくれるようです。
しばらくはこの余韻で過ごせそうです。
  

正面で先唱の大役をかってでてくださった方々を囲んで。
マイクから日本語の祈りや歌が聞こえてきたときのうれしさ、それをまた世界中の言葉で皆がつづけていく喜び。
明日もまたきましょうね。