「須賀敦子の世界 イタリア編」第八日
須賀さんはローマでこれからどのように生きていくのかと潜心の日々を送られたようだ。
朝一でバチカン美術館と聖ペトロ大聖堂を訪問する。
レジスタンスのグループに傾いて行く須賀さんにとってこのバチカンはどのように写っていたのだろうか?
聖ペトロの次には聖パウロの殉教の場・トレ・フォンテーネ(斬首刑により転がった聖パウロの頭が付いた三ヶ所から泉が湧きでたため三つの泉と呼ばれる)とお墓のある城外の聖パウロ大聖堂へ。
昼食は待ちに待っていた日本食です。ローマの回転寿司屋さんはとてもこんでいましたし、久しぶりの日本食おいしかったです。
ローマのカテドラル・聖ヨハネ・ラテラノ大聖堂です。聖フランシスコは当時の教皇イノセント三世に修道会の会則承認を願い仲間とともにここを訪問した。
「サンタ・マリア・アラ・チェッリ」への階段はミケランジェロの設計であり、須賀さんはこの階段を上りながら自分の人生について真剣に思い巡らせていた。