「須賀敦子の世界 イタリア編」第二日

現在のサン・カルロ書店当時のコルシア書店で素晴らしい仲間との出会いから須賀敦子の思想はより深くされ、ここでペピーノに出会う。
 

昼食の後、書店の出版物を印刷していたミラノの郊外にある女子べネディクト会・ヴィボルドーネ修道院を訪問した。
須賀はペッピーノの死後1キロの道を歩き、一人で祈るためよくここを訪れた。
 

修道院の中には壁に沢山の楽器が描かれている「音楽の間」があり、シスターがご親切に案内して下さった。現在、23名のシスター方が観想生活を送り、日々グレゴリアンで聖務を唱えていらっしゃるとのことだ。