神林神父様と行く「五島列島巡礼」の旅第2日目

今日も、真っ青な海と空です。久賀島に向かう途中、島の方々が沢山の召命に感謝するために立てた聖母像が静かに佇んでいます。

久賀島を案内して下さる木口さんは、「巡礼の皆さん、五島に来て、どういう想いでこの教会が建てられたか、その信徒の心を感じて頂きたい。」とおっしゃった。浜脇教会にて。

「人を越えたものがある。そのために生きた人たち。牢屋でうじに咬まれ、人々の足に踏まれて、または飢えのために亡くなった方々。生きて隣近所に住む人たちを許しながら日常を生きる人たち。そして、生きて行く日々で、嬉しいこと、悲しいこと、辛いことを相談する場所、それが教会であった。」木口さんのお話しに涙があふれます。

五輪教会からキリシタン洞窟へ。
なんと今日は下船して洞窟に入ることが出来ました。


土井の浦教会には30代で亡くなられた松永神父様の写真がマリア様の元に置かれていた。
桐教会には土足で入れます。

福見教会でのごミサです。「私たちは先入観のまま理解してしまうことがある。何が大事か、何は変えても良いか、よく注意を払うべきである。命をかけるべきものは?」

浜串教会を通り過ぎ海岸に出ると「希望の聖母」のご像がある。
漁師さんは大猟を願い、家族のことを託しと聖母にすべてをお委ねした。

「えびや」さんのお夕食には伊勢えびのお刺身もついています。