江戸殉教者のキリシタン史跡を巡る1日巡礼

最高の秋晴れの中、江戸で殉教したキリシタン史跡を巡る一日巡礼が行われました。沢山の方々が参加され、日本キリシタン史の専門家である五野井先生の解説に真剣に耳を傾けます。


浅草教会の主任司祭、西川神父様に浅草教会の歴史や浅草で起きた殉教のお話を伺いました。

その後、団長の神父様方にごミサを捧げていただきました。

厳しい迫害にあってもキリストの愛を伝え続けた外国人の神父様たち、拷問を受けても進んで信仰のために命を捧げた信徒たちの信仰に触れました。

同じ信仰を持った私たちもこの機会に、神父様のお説教にあった「目に見えない私たちの中に共にいて下さる神様」を今一度味わいます。


札の辻の刑場跡を訪れました。品川宿が近くにあり人の行ききが多いこの高台で見せしめのために、原主水をはじめとしたキリストたちが火刑に処せられました。


ご友人で巡礼に参加されました。ご熱心にお話を聞いていらっしゃいました。


最後の訪問地は、高輪教会です。
地下に展示されている江戸の大殉教絵や禁教の高札、踏み絵などを見学しました。

この一日巡礼を通して、江戸での殉教や日本のキリシタン史を知るきっかけになって下されば嬉しいです。

最後までお天気に恵まれた穏やかな巡礼でした。どうもありがとうございました。