シャールアンドレ神父様と行く 奄美大島巡礼の旅

この数日間、巨大台風2号の進路にみなさん目が離せなかったことでしょう。

沖縄・奄美地方では被害もあり、昨年の土砂災害も記憶に新しい奄美では、多少の道路状況の悪化も心配されます。

でも私たちの巡礼の旅は奇跡的なお天気のもと、始まることができました。まさに台風一過、気温25度、最高の気持ち良さです。


本当に神様に感謝。そして晴れ男の神父様にももちろん心から感謝です。


奄美大島は、キリスト教迫害のつらい歴史を背負っています。でもそれは、いわゆるキリシタン迫害の時代のことではありません。なんと昭和の時代、軍の圧力に奄美の信者達は苦しみぬきました。


最初に訪問した大笠利教会にあるアンジェラスの鐘は、弾圧による教会への放火をのがれ、埼玉の浦和教会に預けられていて無事でした。
今回の参加者の多くは浦和からで、この話のことはよくご存知でした。鐘と「再会」はできたものの、その音色はお預け。残念。


巡礼最初のミサ後、信者の方からのおもてなしを受けました。手作りのみそピーナツ、ヨモギもち、そして黒糖蒸しパン。
どれも暖かく、優しい「島の味」でした。
 


奄美大島の絶景ポイントのひとつ、「あやまる岬」に到着です。
こんなに美しく、心地よい岬。しばらくその景色の中に、身をゆだねます。
水平線の先には、喜界島もうっすらと見えました。
 
 

その後、いくつかの巡回教会を訪問しました。
あらかじめ連絡していなかったこともあり、鍵がかかって中に入れない教会がほとんどでした。
教会の庭には南国ならではのソテツの木がうわっています。参加者の方の所属教会では、枝の主日のソテツは奄美から送られているそうです!