横浜開港150 周年記念一日巡礼

横浜開港150周年記念として 日本カトリック教会の復活の足跡を貢献したパリ外国宣教会管区長シェガレー神父様を団長として 2人のパリミッションの神父様、ルノー神父様、ペラール神父様、も参加されました。
品川から出発、最初に愛宕にある真福寺を訪問しました。1859年日仏通商条約が結ばれたお寺です 今はビルとなっていますが 史跡の案内には フランスの他にオランダ、イギリスも一時期 この寺を宿舎としたことがあるそうです。

済海寺

フランス国総領事が置かれた寺です。そしてこのお寺の反対側は元和の大殉教の場所である札の辻です。
殉教と復活の場所が背中合わせの場所なのです。
近くの御田小学校は 最初の司教館が置かれたところです。この小学校を卒業されたNさんの思い出を伺いました。

横浜天主堂跡

いよいよ横浜へ移動。土曜日とあって中華街は 大変混雑していましたが 地下鉄出口にあるキリスト像に気付く人は少ないようです。
実際に建てられた場所はさらに中華街入り口近くです。当時の教会の絵がプレートに表されています。
信号には「天主堂跡」とあります。横浜はこの天主堂完成の後 急速に開かれていきます。

山手教会

少し雨が降り始めた時に教会へ到着。 ここには1857年、通訳官として来日、この横浜天主堂建設に携わったジラール神父様のご遺骨が祭壇の左にあります
そして3人のバリミッションの神父さまによるごミサが捧げられました。
シェガレー神父は かつての先駆者、ジラール神父の手紙を紹介。その手紙には感謝と希望であふれている。私達は庶民の中に正義、真理を伝えている。そしてシェガレー神父様は宣教とはひたすら掘り続けること 掘り続けるとすばらしいことをみつけ 発見できますと話された。
厳しい弾圧ののち 復活したカトリックに貢献された人びとの思いに胸があつくなってきました。