第三日

今日は日曜日。温泉荘の近く、曽根教会でごミサに与かった。

女の方々は皆さんベールをかぶり、ベール無しの添乗員には後の御婦人からベールが回ってきた。



最北端にあるお米の形をした米山教会。可愛らしい教会だ。


火事で焼けてしまった江袋教会に東京から預かっていらしたものと、グループのみなさまからの献金を仲知教会の主任神父様に預けられた。神父様が江袋教会の様子をみていって下さいとのことだったので、中の様子を見させて頂いた。
教会を生活の中心にしていらした江袋の信者さんのことを思うと胸が締め付けられる。


ゆっくりと頭ケ島教会で祈り、お墓参りをした。石を切り出しながら西日本て初めての石作りの教会を自分達の手で完成させた信者さんの汗と労苦、そのエネルギーのもとになった信仰について考えた。


ガイドの小田ちゃんと植村運転手さん、そして小田ちゃんがカアチャンに作ってもらった紫芋まんじゅう。鴬豆のあんこで「アオーざーまにうまかっちょー。」

五島の信仰の師「ガスパル与作」の碑と桐教会。



五島での最後の訪問は土井の浦教会である。
マリア様に心からの感謝をささげ、これからの旅と人生の無事を願う。


えび屋さんでの宴会ではブラザーマルコがフランス語で歌を歌って下さった。そして食卓にはこれでもか、これでもかとおおごちそうが並んだ。


長崎港には帆船が揃って「ブラザー、日本での60年間のご奉仕ありがとう、」と敬礼しているようだった。