[9月イタリア]第九日目

ラベンナは、五世紀の始めローマ帝国の中心であった。当時の皇帝の姉妹・ガッラ・プラチーディアはこの町をローマ風な豪華さのうちに統治した。
五世紀に造られた彼女の霊廟、サン・ビターレ聖堂・サンタ・ポリナーレ・ヌォーポ、サンタ・ポリナーレ・イン・クラッセ聖堂など、世界一古く、美しいモザイクに目をみはった。


第十日目

イタリアでのあと数日。ラベンナよりパドヴァへ。 聖アントニオ大聖堂とジョットーの描いた「キリストとマリアの生涯」が描かれているスクロベンニ礼拝堂を訪れる。
清く、謙遜で、動物や小鳥にまでお説教をされた聖アントニオに心を馳せ、多くの巡礼者と心を一つにして祈った。
ルネッサンスのはしりジョットの絵は、建物の天井の高さ以上に、心を天にあげてくれる。