アモロス神父様と行く五島列島・長崎巡礼の旅第2日目
現地のごミサは6時から始まります。早起き組は福江教会のごミサに与りました。再会した中村神父様とルルドのマリア様の前で記念撮影です。
福江港で船から下ろされる新鮮なお魚を見て「美味しそう〜!」と歓声が上がります。さぁ、自然に囲まれた五島への移住計画は叶うのでしょうか。
今回の巡礼で一番訪れていただきたい場所、久賀島に移動します。ここでは明治維新の後もなお迫害が続き、小さな子供から大人まで信仰を守るために命を捧げた場所、牢屋の窄を訪れました。司祭も教会もない時代に、このような強い信仰を持つ人々が育てられたことは本当に奇跡のようなことだと感じます。
この場に立つと感じること全てを言葉にすることは難しくただただ祈ることしか出来ません。ここでしばらく沈黙のうちにお祈りを捧げました。
こんな手作りの可愛い置物がさりげなく売られているのも五島巡礼の楽しみです。どなたかが私たちのような巡礼者のために心を込めて作って下さった気持ちが伝わってきて、心がほんのり温かくなります。
キリシタン洞窟に全員で上陸です。雨の予報が出ていたにも関わらず、今日も傘いらずです。巡礼では天気予報は当てになりませんね。
教会の前に神父様からお魚のお裾分け。
五島らしい分かち合いをみて驚きと共に嬉しくなりました。大きな大きな鯛、持って帰りたいほどでした。
今月は聖母月のため、いつも以上にマリア様の周りにお花が沢山飾ってあります。浜串教会は特に沢山。マリア様への尊敬と親しみを感じる場面でした。
夜はえびやさんの素晴らしいお食事。お腹が一杯になってもお箸が止められません。
アモロス神父様と行く五島列島・長崎巡礼の旅第1日目
皆様童心に返ったようにニコニコ顔です。これからはじまる旅に胸を膨らませていらっしゃることがその表情から伝わってきます。
巡礼最初のごミサは水の浦教会でした。
今日の福音「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」このみ言葉は私たちの信仰の中心です。
この福音からスタートしたアモロス神父様巡礼団。それぞれ違う場所から参加した者同士が、巡礼の間お互いの違いを尊重し生かし認め合うことが出来ますように。
夕食は新鮮なお刺身などの名物料理を頂きながら、自己紹介の時間となりました。少しずつ皆様のことが分かり始めました。途中、福江教会の中村神父様が飛び入り参加して下さいました。五島のキリシタン史をお話し下さり、皆様真剣にお話しに耳を傾けます。この旅が終わる頃には五島のことで頭が一杯になりそうです。
「ヴォーカル&リコーダー アンサンブル 五島列島巡礼」第三日目
少し小雨の中、今日の巡礼は始まりました。最初の訪問は、ガイドの小田さんの所属されている中ノ浦教会。赤いつばきが特徴的な可愛い教会です。
お天気が良い日は、海に教会の姿がうつしだされて、とっても綺麗だそうです。
次に訪れるときは見られるでしょうか。
階段を登って行くとイエス様が手を広げて待っていらっしゃる大曽教会。
さくらのステンドグラスが綺麗です。
丁度ごミサが終わり、永久礼拝が始まったときで、島の方々の信仰心にも触れることができました。
鯛の浦教会では、甘夏班と教会班に別れました。豊作です。
昼食は、地獄炊き。響きは怖いですが、おいしい五島うどんです。
少し肌寒い雨の日には温かいおうどんは、心もからだもあたたまります。
この巡礼最後のコンサートは青方教会にて行われました。
お天気が悪い中、地元の方々がきていただきました。
昨日いらした方が、「聴き足りなかったからまたきたわ」
という方もいらっしゃいました。
最後のコンサートという皆様の思いもあってか、より一層感動のあるコンサートだったのではないかと思います。
最後に皆様で歌われた「ガリラヤの風かおる丘で」。
五島の方々と一つになれたような気がします。
教会を貸してくださった神父様、本当にありがとうございました。
青砂ヶ浦教会では、明かりを消すとステンドグラスがとても美しく輝きます。
そして、まるで嵐のような天気となり、江袋教会、仲知教会は鍵がしまってしまい、外観のみとなってしまいました。
次回のお楽しみです。
晴天の五島、大荒れの五島、沢山の五島の顔が見れた巡礼です。
マルゲリータにて夕食。
皆様、雨にぬれても風にふかれてもお元気です。
最後の晩餐ということもあり、全員と乾杯することができました。
今日は、ご家族でいらしていたMさんの誕生日でしたので、誕生日会も行いました。
大きなケーキと皆様からのカード、メダルをいただいて、とっても嬉しそうです。
家族の愛も見させていただき、笑いあり、涙ありの誕生会でした。
おめでとうございます!
「ヴォーカル&リコーダーアンサンブル 五島列島巡礼」第二日目
朝食を召し上がった後に、近くにある福江教会へ。
神父様がお御堂をあけて下さり、中に入ることもできました。
昨日ガイドをして下さった山川さんもお見送りにきて下さいました。
ありがとうございます。
福江島を後にし、木口汽船の木口さんのガイドのもと、チャーター船で移動します。
運ばれてくる新鮮なお魚に大興奮の皆様。昨日、シスターにいただいたケーキをおやつにしながらの乗船です。
木口さんとはここでお別れです。詳しいご説明本当にありがとうございました。
海上タクシーにのり、土井ノ浦港へ。名物ガイド、おださんが迎えて下さいました。
今日は土井ノ浦教会でコンサートです。
鶴崎神父様と、今日、宿泊させていただくえびやさん等が宣伝して下さり、教会の信者の方だけではなく、沢山の方がいらしてくださいました。
昨日とは違った雰囲気の中でのコンサートは、まるで別の曲を聴いているかのような新鮮なコンサートでした。リコーダーについても詳しく話して下さいました。
そして、コンサート後には信徒の方が手作りして下さったふくれもちもいただきました。神父様、皆様。本当にありがとうございました。
先ず、五島で最初の鉄筋コンクリート造りの教会、浜脇教会へ。
どの教会を訪れても、綺麗にお掃除され、お花が飾ってあり、信徒の方々の教会への思いを感じることができます。
そして、牢屋のさこ殉教記念教会。五島崩れのきっかけともなったここでの迫害。
幼い命も奪われた話は涙が溢れてきます。
旧五輪教会では、外観と内観の違いに皆様驚かれていました。
素敵なステンドグラスも拝見できました。
えびやさんにて昼食をいただき、桐教会へと向かいます。
ガスパル与作のご像が指を指しているのは、プチジャン神父様と出会い信徒発見となった長崎の大浦天主堂です。
次に訪れたのは、福見教会。去年、創立100周年を迎えた、つばきのステンドグラスがとっても綺麗な教会です。教会では、聖歌を心を一つにし捧げました。
そして浜脇教会。祭壇を支える大きなハトが特徴的な教会です。
近くの希望の聖母像まで足を運びました。下までいかれた方も何人かいらして、とても元気な笑い声が絶えないグループです。
まちにまった?えびやさんでのお夕食です。沢山のおいしいお料理に皆様、大興奮されていました。土井ノ浦教会の鶴崎神父様もご一緒して下さり、まるで大きな家族のようです。
ヴォーカル&リコーダーアンサンブル 五島列島巡礼」第一日目
お天気にも恵まれた中、五島列島巡礼が始まりました。今回の巡礼は、リコーダーとヴォーカルのグループが、演奏会をしながら五島列島を巡っていきます。
先ず、訪れたのが堂崎天主堂。
洋風の建造物では最古の教会で、現在は資料館になっています。
丁度、干潮でしたので何名かの方が、砂浜まで降りて行き、自然と触れ合っています。
ガイドの山川さんの詳しく丁寧な説明を伺いつつ、水ノ浦教会。
空によく映える真っ白な素敵な教会です。
教会からの景色も素晴らしく、お花も綺麗に咲いています。
そして井持浦教会。ここには、ルルドのマリア様もいらっしゃいます。
大瀬崎では、今日一番の歓声でした!素敵な集合写真もとれました。
そして、聖マリア病院での演奏会。沢山の方が集まってくださいました。
先ず、シスター方が歌ってくださいました。
シスターの純粋で澄んだ声に自然と涙がこぼれてきます。
そして皆様のアンサンブル。
リコーダーと歌のハーモニーが素晴らしく、ホールいっぱいに綺麗な音色が広がりました。皆様の音楽への愛情と熱意が、伝わってくるような心あたたまるコンサートでした。そして、シスター方がお土産に手作りケーキを!
ありがとうございました。
演奏会後、上乃家さんでの夕食。最終日かと勘違いするほど大盛り上がりです。おいしいお食事に会話もはずみ、大いに笑いました。明日も、お恵みに満ちた一日となりますように。
マリオ神父様と行く「五島列島・長崎巡礼の旅」第4日
長崎に戻ってきました。「あ〜っあ〜、長崎は今日も雨だった!」
まずは、今月の17日に「信徒発見150周年」を祝った「大浦天主堂」。聖母の前で、当時の信徒の喜びはいかばかりであったか、想像し、感謝の祈りを捧げました。
次は、26聖殉教記念聖堂と資料館を訪れました。信仰を生きること、そこに命をかけているでしょうか?
250年もの間、毎年「絵踏み」が行われた場所に建てられた「浦上天主堂」。その記念すべき教会の小聖堂には「被爆聖母」の祭壇がある。
今日のごミサは、フランシスコ会の管理される「本原教会」で捧げられました。
「・・嵐の中にある教会です。鶏が鳴く前に否んだカッコ悪いぺトロ。御言葉以外には何も持たずに生きた宣教師たちがいた。・・」
昨晩の卓袱料理は、添乗員、頂くのに忙しく写真を撮りませんでした。すみません。
今日は巡礼最後の日。外海の「遠藤周作記念館」の後に、ごミサは、大村の「植松教会」で捧げられました。
植松教会の信徒の方が、「放虎原殉教地」を案内して下さいました。紙崎神父様もお忙しい中、ご挨拶にいらしてくださり、「イマジン会」の皆さまがお弁当と青砂入りのお味噌汁を準備して、温かくお迎え下さいました。本当にありがとうございました。
皆さま、お元気に羽田空港ご到着。再会を約してお別れです。
マリオ神父様と行く「五島列島・長崎巡礼の旅」第3日
巡礼3日目です。最初の教会は、火事の後にきれいに再建された「江袋教会」。ここでは、毎週金曜日に十字架の道行がいのられ、教会への愛が溢れています。
2つ目は、「仲知教会」です。島本大司教様と当時の教会委員の方々がステンドグラスに埋め込まれているユニークな明るい教会です。
ごミサは世界遺産暫定リストに入っている「頭が島教会」で捧げられました。
「マリアがナルドの香油でイエス様の足を洗い、髪の毛で拭いている場面です。ナルドの芳香は、信仰・希望・愛を表し、奉献生活を象徴しています。・・・私たちは、香り高い生活をしていますか?」
海岸の近くには古いキリシタン墓地と海水浴場があります。素晴らしい景色です。
「鯛の浦教会」では、甘夏採りに忙しい添乗員。オーナーのお祖父ちゃんとお嫁さんもお手伝いをして下さいました。沢山の収穫です。
「浜串教会」の「希望の聖母像」の前で踊り出すお二人様。
聖マリア・マグダレナに奉献された「浜串教会」では、祭壇の聖霊・鳩が話題に。
「福見教会」の入口で私たちを美しく迎えて下さった聖母像。聖フランシスコ・ザビエルに奉献されています。
五島、最後の訪問は「桐教会」です。靴のまま入れることに感動。良い天気を下さったこと、皆さまが最後までお元気に、賑やかに、笑いすぎるほど笑いながら巡礼されたことを、すべてに心からの感謝をお捧げしました。社長のマリア様、本当にありがとう〓
五島での「最後の晩餐」です。食べきれないほどの豪華なお食事。「アオーザーマニ」と言いながらも、ほとんど平らげていらっしゃいました。最初の伊勢えびのお刺身、真ん中のくろむつの煮付け、最後のウニ丼、最高でした。