岡神父様と行くローマ、アッシジ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、ハビエル、バルセロナへの旅 第4日目

アッシジ最後のごミサです。ご両親の前で話された神父様の真実な、率直なお話しに涙が止まりませんでした。
「今日の福音のテーマは神の国はあなた方の間にあるということ。眼前にあることをしっかり見ること。教皇様が二回も近くを通られたのに、カメラを向けることで教皇様を見つめることがなく残念だった。恵みがここにあるのに気づいていない。教皇様が話された洗礼は水をかけるのは一瞬であるが、生涯をかけて完成に向けて歩んで行くこと。・・・気づきの体験として、10日前に父がクルシリオに参加した。父のために3日間ミサを捧げた。そして身近な人のために祈っていなかったことに気づいた。恵みとは分かち合うもの。小さな恵み、それを生きること。それが周囲に広がって行く。」
 
お世話下さったイー神父様ありがとうございました。お陰様で短いアッシジ滞在が充実したものになりました。
 
  
 
 
 
司祭仲間の友情はすごい!マドリッドには勉学中の神父様にお目にかかるためでした。神父様もどれほど力づけられたことでしょう。
 
夕食は中華、やっとほっとしたお食事でした。
 
 
 
 
 

岡神父様と行くローマ、アッシジ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、ハビエル、バルセロナへの旅 第3日目

教皇様の一般謁見の日です。ホテルを朝7時にでたのですが、このような人の群れです。フランチェスコ教皇様の人気はすごい!
 
 
     
 
 
教皇様のお話し:
親愛なる兄弟、姉妹の皆さま、こんにちは。今日、私は教会の教え「カテキズム」を続けたいと思います。クレドで祈っている洗礼について話しましょう。毎週日曜日に信仰の宣言をする時、私たちは罪の許しを与える洗礼について宣言します。この言葉の一語、一語について考えてみましょう。この荘厳な宣言は洗礼の重要性に焦点をあて、私たちを神の子とさせます。

神の子: 秘跡における神の子。私たちの信仰は罪の許しにも繋がっていきます。罪を告白する時、私たちは洗礼の秘跡を受けたものとして、刷新されより強い者とされます。洗礼とは一生続く回心という旅への出発点であり、この秘跡は罪の許しの秘跡に支えられています。
一つの洗礼: 洗礼という言葉は体を水につけることを意味します。洗礼の秘跡を通して私たちは霊的にキリストの死に与り新しく生まれ変わります。水と聖霊によって洗われ、闇と罪を打ち払うお恵みによって、輝く者となります。洗礼によって原罪と自罪が緩まれます。
新しい生涯へのドアが開かれ、神の慈しみが私たちの命に注がれます。けれども、人間的な弱さは残ります。教会は私たちに謙遜に罪を告白しなさいと教えています。何故なら罪の許しを通してのみ、私たちの落ち着きのない心に平和と喜びが与えられるからです。」

 
謁見の後には大急ぎで、人混みをかき分け、かき分けしてバチカン・聖ペトロ広場を出ました。昼食をしてからアッシジに向かいます。
 
聖フランチスコ大聖堂にはイー神父様が待っていてくださり、素晴らしい説明をしてくださいました。
今日のごミサのご担当は濱崎神父様です。「この巡礼には自分の霊的生活に感動と刺激を頂くために参加しました。教皇様や聖ヤコボとの出会いを通して信仰が強められ、人間的にも成長したい。」
 

 

 

岡神父様と行くローマ、アッシジ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、ハビエル、バルセロナへの旅 第2日目

サンタ・マリア・マッジョーレの小聖堂でごミサが若い六人の神父様によって捧げられました。皆さま日本の教会の希望です。
「マリア様は何もできなくても、イエス様のそばにいらっしゃいました。私たちも小さな者ですがマリア様のもとに留まりましょう」
「2千年前にイエス様がこれを記念として行いなさいとおっしゃったことが、ずっと続けられています。私たちも小さい時に教えられたことは死ぬまで果たさなければならない。人の心の中にいらっしゃるイエスにこの巡礼を通して出会えますように。自分の心の中のイエス、人の心の中のイエス様に出会えますように。(岡神父様)」
 
   
 
 
サンタ・マリア・マッジョーレからバチカン美術館、システィーナ礼拝堂、聖ペドロ大聖堂が午前中の巡礼でした。
昨日到着しお疲れの皆さまですが、よく頑張っていらっしゃいます。   
 
 
午後はカタコンベ・サンカリストと、神学校組とショッピング組との2つに分けて、残り少ないローマでの時間を充実してすごしました。
バスの中ではうとうととしていらした皆さまも、ショッピングの時には目がビカビカと輝き別人のようです。
 
  
 
ご家族の皆さま、ローマでの「最後の晩餐」です。神様、マリア様はイタリア人のように陽気で明るく、大声で高らかに笑う皆さまといつも一緒ですね。
 
  

岡神父様と行くローマ、アッシジ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、ハビエル、バルセロナへの旅 第1日目

福岡発オランダ航空でアムステルダムに無事到着しました。12時間もの長い飛行にもめげない長崎の皆さまです。
      
 
夜の嬉しい集まりにはローマで学ばれる神父様方とご一緒に。神様の御国のために働かれる若い神父様方は本当に頼もしいです。
   

山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 最終日

パリ経由で無事成田に戻ってまいりました。ルルド、スペインのカラッとした気候がすでに懐かしいです。

それぞれが日常にもどり、そこからが大切です。この巡礼の日々をただの観光ではないものにできるかは、私達自身次第‥

日々の祈りを大切に、過ごしていきたいと思います。またご一緒できますように、お疲れさまでした!

山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第10日目

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バルセロナです。都会の洗練された空気が新鮮です。ミサの前にカテドラルを訪問しました。

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ごミサはサグラダファミリア教会の地下聖堂で捧げられました。ここにはガウディのお墓があります。

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サグラダファミリアはまだまだ建設中です。あまりに大きすぎて見上げるだけでも一苦労です。

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そして2010年に祝別された大聖堂の内部です。ガウディらしいデザインと曲線美に圧倒されました。木と枝をイメージし、まっすぐたっている柱はほとんどないそうです。

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お昼には神父様のご友人のベルナルド神父様が会いにいらしてくださいました。山下神父様はとっても嬉しそうです。

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最近涼しいスペインに慣れていた私達には、バルセロナの日差しと気温は身体にこたえました。午後のグエル公園、一度座ったら立てません。

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ピカソ美術館への道は日陰を選んで進みます。この時間は人通りも少なく、美術館もすいていました。見終わって外にでたら長蛇の列!シエスタを終え、人々が動き出しました。日が長い夏のスペイン。夜遅くまで人々の1日は続きます。

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夕食前にホテルの一角で主日のミサがとりおこなわれました。巡礼最後をしめくくる、温かいミサになりました。

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皆さんとの最後の夕食を終えると、外は三日月のきれいな夜空になっていました。バスの運転手さんがご好意で私達をモンジュイックの丘まで案内してくださいました。

思いがけないサプライズ、バルセロナの美しく賑やかやな夜の姿を垣間見ることができ、忘れられない夜になりました。

山下神父様と行くルルド、ザビエル、ロヨラ城、サンチャゴデコンポステーラ、バルセロナへの旅 第9日目

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朝から大聖堂の中の聖堂でごミサにあずかり、3日間通ったサンチャゴデコンポステラ大聖堂に別れを告げました。

次また出会う時は、どのような形でになるでしょうか。それぞれが希望と夢をもちながら、いよいよ最終目的地のバルセロナに向かいます。