中谷神父様と行く生月、黒島、平戸巡礼3日目

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今日まず向かったのは、カミロ神父殉教の地である焼罪公園です。

カミロ神父は禁教令でマカオへ追放されるが、1621年に再潜入。しかし平戸領内で捕らえられ田平で火刑となった宣教師です。

 

 

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焼罪公園で中谷神父様と写真撮影。

 

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次は田平教会です。

田平天主堂は平戸瀬戸を望む丘に建ち、海と空の景色に溶け込む優雅な姿で知られています。

設計、施工は鉄川与助

長崎県内のレンガ造り教会堂としては、最晩期の建築で内外ともに完成された意匠を見ることができる。

建設は信徒の手先業によって行われた。

レンガ、木材などの材料は船で運ばれ、石灰は持ち寄った貝を焼いてコンクリートかわりにつかったそうです。

中谷神父様と行く生月、黒島、平戸巡礼2日目

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朝から青空が広がり、カラッとしたさわやかな陽気になりました。

今日は一日黒島を巡ります。

相浦港からフェリーに乗り約50分かけて黒島へ行きます。

 

 

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黒島教会が耐震工事で聖堂使用ができないため、まずは教会のすぐ隣にある信徒会館でごミサです。

 

中谷神父様のお話し。

黒島へくる船から景色をながめ、信仰の先輩方の生き方を考えました。

当時の人々(潜伏キリシタンの人々)はどう過ごしていたのだろう、何を話しどんな思いでいたのだろうか、彼らにとって生きるとはどういうことだったのだろうかなど。

今日の第1朗読では、パウロほ必ずしも歓迎されず、ひどい仕打ちを受けては別の町へ行くという旅を続けていました。

私たちほ平和な時代に過ごし、祈り、神様のことを自由に話すことができます。

この巡礼を通し、どんなことごあっても感謝をして生きていけるのは神様のおかげだということを忘れずに日々の生活を過ごしていきましょう。

というようなお話しがありました。

 

 

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黒島天主堂へ。

今年5月から2020年10月までの予定で耐震工事が行われているため、教会内部は見られないとなっています。

まだ本格的な工事が行われていないため、黒島教会の大山神父様の許可をいただき、特別に内部を見学させていただきました。

参加者の皆様も感激!

黒島観光協会の大村さんに説明していただきました。

 

 

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黒島天主堂(国重要文化財

黒島天主堂は、フランス人マルマン神父の設計と指導、黒島カトリック信徒の献金と、労働奉仕により明治35年に完成したレンガ造り一部木造のきょあかいどうです。

当時としては大規模な教会建築で、完成された三層構造をもち、後の教会建築に影響を与えました。

教会内には、マルマン神父手作りの説教壇や木製シャンデリアなど当時の備品も多く残されています。

 

 

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黒島教会の祭壇に敷かれた1,800枚のタイルは、ありたやきの磁器タイルで、大量の現物が現存している例は他にないとされています。

 

 

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大村さんに、島を案内していただきました。

カトリック共同墓地

ごこにはマルマン神父や数人の日本人神父、子供たちのお墓があります。

並んでいる墓石は黒島御影で、この石の美しさは黒島ならでは。

 

 

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その他、根谷のアコウの木や根谷のさざんかの説明もありました。

最後に黒島出身で、現在時津教会主任司祭の岡神父様のお兄様がなさっている「cafe海咲」で一休み。

15時30分のフェリーで、相浦港へ戻りました。

中谷神父様と行く生月、黒島、平戸巡礼1日目

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朝8時10分に羽田を出発し、10時に福岡に到着。

雨は止んでいて、すでに24度ありました。

曇り空の中、まずは今村教会へ向かいます。

 

今村教会は、長崎を中心に多くの教会建設を手掛けた鉄川与助の設計、施工により完成しました。

2つの塔を持つロマネスク様式の赤煉瓦造りの教会は、国内に残るレンガ造りの教会として貴重なものです。

中に入ると高いリブ ヴォールト天井やステンドグラスなど完成度の高い内部を見ることができます。

 

 

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今村教会で本日のミサをおこないました。

 

中谷神父様のお言葉:

今日から巡礼の旅が始まります。

巡礼にくるたびに人間の力ではできない神様の力を深く考えさせられます。

信じようとする人に応えてくれる神様、この旅が祝福されたものとなりますように。

 

お説教では、復活祭がおわり、使徒言行録で言われているのはパウロのお話しです。

文書の中にもパウロに乱暴を働き、石を投げつけるとありますが、色々な争いがありキリスト教を迫害しようとします。初代教会から迫害がありました。信仰を持つということは、鍛えられます。

神様は信仰者として私たちを育ててくれています。

巡礼を続けながら日本でもあった迫害のことを考えながら、それでも信じて生きる、この祈りをしながら旅をしていきましょう。

というようなお話しがありました。

 

 

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昼食後、伊万里トラピスチヌの見学です。

山の上にあり、道は修道院に近づくほど細く小型バスでようやく行けるような場所です。

ここは観想修道会なので、基本的に修道院の中だけで祈りと観想、労働を中心に生活を送っています。

今回は時間が合わず夕の祈りに参列することはできませんでしたが、シスターたちの祈りの声は心が洗われるような素晴らしいものなのだそうです。

場所だけは見学してきました。

 

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聖堂の説明、トラピストのお菓子販売や、私たちにお菓子とお茶の準備をしてくださったシスター方。

外部の人に会えるシスターも限られています。

笑顔の可愛らしいシスター方、中谷神父様とご一緒に。

聖堂の木彫りのマリア様は、見る角度によって様々な表情になるような気がします。

このマリア様を見学に来る方も多いのだとか。

グノーの会 inイタリア10日目

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フィレンツェの朝は、大雨&雷&ヒョウが降る大荒れのお天気、今日一日が心配です。

午前中はバスでベニスへ移動。

途中から風も強くなり、気温も10度を下回ってきました。

3台の海上タクシーに分かれて島に行きます。

 

 

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街並み。

グノーの会inイタリア9日目

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朝一番で、サン・マルコ修道院、ドゥオモなどを巡ります。

 

 

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ドゥオモの前で。

 

 

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昼食後、Aグループの方々は帰国のため空港に向かいます。

楽しい旅を、ありがとうございました。

 

 

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Bグループ12日間の方々は、午後はサンタクローチェ教会、ポンテベッキオなどを見学しながらホテルへ戻ります。

 

 

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ポンテベッキオ橋を渡り、途中サンタトリニータ教会などを見学しながら帰りました。

今日も一万歩以上歩きました!

 

 

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今夜はこちらの名物料理「フィレンツェ風ステーキ」です。

 

 

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明日お帰りになる方が数名。

食後にひとことお話ししていただきました。

 

グノーの会inイタリア8日目

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ローマからバスで約4時間、フィレンツェにきました。

 

 

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昼食後ウフィツィ美術館へ。

ここはメディチ家歴代の美術コレクションを収蔵し、ルネッサンス絵画の宝庫と言われています。

 

 

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雨の降る中、ウインドウショッピングをしながらホテルへ帰りました。